DTM 初心者講座
No.010 〜 オーディオインターフェースってなんだろう? 〜
DTMでの音楽制作に必要な機材
(オーディオインターフェース編)
さて、DTM初心者講座第10回目は、DTMでの音楽制作に必要な機材、オーディオインターフェース編です。
DTMでの音楽制作を考えた場合、必ずと言っていいほど揃えなければいけない機材として、このオーディオインターフェースが挙げられます。
これは、簡単に言うと、PCからの音の出入り口として使用するものです。
例えば、マイクで歌を録音する時には、オーディオインターフェースにマイクをさして録音したり、例えばスピーカーから音を出したい時なども、オーディオインターフェースとスピーカーを繋ぐことで音を出す方法論が一般的な方法だと言えます。
もちろんPCの種類によっては、直接マイクをさして録音が可能なタイプのPCや、スピーカーへの出力がもともと可能なタイプのPCも多く存在するわけですが、これはあくまで一般家庭的なレベルでの使用が目的であって、音楽制作の用途にはちょっと力不足と言った感じです。
具体的な力不足の項目としては、
①音楽制作で広く使用されてるマイクが使用できない仕様のものがほとんど。
②綺麗に音が録音できない。
③綺麗に音が出力できない。
などなど、細かいことを挙げれば他にもたくさん浮かびますが、とにかく、音楽制作を目的とする上では、入力面でも出力面でも、別途購入が必要な機材です。とは言え、安いものだと1万円台から出ているものなので、あまり敷居の高いものでもありませんが、、
では、オーディオインターフェースの購入にあたって、注意すべき点はどの辺にあるのでしょうか?
ちょっと頭を巡らせて考えてみますと。。。
①接続に関する仕様(USB1.0なのか、USB2.0なのか、Firewire400だの800だのetc,,,)
②入力、出力の仕様に関して、どのような入出力が可能で、それがいくつついているのか?
③自分のPCの種類(Win or Mac)や、OS(Vistaや7,MacOS10.6等)と、オーディオインターフェースの動作環境が適合しているかどうか?
④自分が使っているシーケンサーでの使用が可能かどうか?
⑤コンデンサーマイクが使えるかどうか?
⑥MIDIの入出力がついているものかどうか?
⑦将来性も踏まえて、ある程度長く使えそうなものかどうか?
ざっと考えて、以上の条件があがりました。
次回は、上記の項目に関して、わたしの思うところを詳しく説明していきたいと思います。
お楽しみに。