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Nesteg music school 川崎DTMレッスン教室
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DTM 初心者講座


No.019 〜 作曲家は、みんなどうやって曲を作っているのだろうか? 〜

メロディはどうやって考えているの?
初心者のための作曲まめ知識(メロディー編)

DTM初心者講座第19回目は、DTMとは切っても切れない関係。「作曲」に関して、割りとまじめに、独断と偏見でつぶやきたいと思います。

「作曲」と言っても、かなり分野が広いですので、何回かに分けて、以下の項目に関してつぶやいてみたいと思います。

①「まえ書き」
②「コード」や、「コード進行」
③「メロディー」
④「アレンジ」
⑤「歌詞」
⑥「機材環境」に関して、筆者の思うところを書いてみようと思います。
⑦「その他まとめ等」



さて、今回は、前回のコード進行に引き続き「メロディー」の部分に関して、筆者の思うところを書いてみようと思います。

前回も触れましたが、わたしが大学時代に出会った作曲家の先生は、こんなことを良く言っておられました。「アレンジ10年 メロディー 一生」


確かにうなづける。

なぜなら、コード進行を含めた、いわゆるアレンジの部分っていうのは、ある程度お決まりというかなんというか、ガイドラインがあるものだと思うので、例えばボサノバ風であれ、ハウスであれ、JAZZであれ、方法論はある程度決まってくるものであるのに比べ、メロディーに関しては、鉄則が存在しない。つまり、作者がいつもゼロから作り上げる部分であって、ある意味個性も出るでしょうし、作者の思考が思いっきり反映される部分だと思うからです。

では、どんなメロディーが良いもので、どんなメロディーは悪いものなのか?と考えてみると、、

正直、理屈ではなかなか表現できないのです。例えば、世の中にはヒット曲を作るためのメロディー制作の方法論を語るような人も少なからずいるようだが、そんなものが存在するようなら、誰も苦労はしないのですよ。。

でも、面白いことに、作家の中には、評価される作家と評価されない作家。これがちゃんとはっきりと別れるのです。仕事が続く作家と仕事が続かない作家。言いかれば、クライアントがリピーターになってくれる作家と、なってくれない作家。

面白いと思いませんか? 方法論は無いのに、評価はちゃんと別れていく。これを才能と呼んでしまえば話は早いわけですが、これまた面白いことに、優秀な作家ほど、決して「才能」という言葉など口にしないですし、自身もそうは思っていない。だいたいの人は、「努力した結果」と捉えているのでは無いでしょうか?

とある大御所の作曲家先生も言っておられましたが、努力できる人間であれば、誰でも作曲家として成功することはできる。そう言っておられました。自分も含め、才能が無いから努力するしか無かったのだと。

わたしは、当時この言葉にとても感動しました。それは、誰にでもチャンスがあるんだと思えたからです。
しかしながら、一方で、とってもシビアなことを言っているのかも理解していました。相当な覚悟が必要だとはっきりと分かりました。生半可な気持ちでは、どうにもならない世界なんだと空気感で読み取ったわたしは、それからというもの、とにかく、曲をたくさん書きました。

どんな仕事でも可能なかぎり全て引き受けましたし、そのおかげで学生時代より締め切りが常に頭によぎるような、いつも何かに追い立てられているような毎日でしたが、その分、自分の意思だけではとてもやれないであろう分量の曲を書く状況がずっと続いたおかげで、今があるのだと思っています。

つまり、何が言いたいのかと言えば、いいメロディー、いい音楽を作ることに必要なもの。わたしの思うところで言えば、知識でも無ければ、コツも無く、ただひたすら、作曲に費やす時間を作ること。それに尽きるということです。
正直、それだけ費やせていれば、アレンジの技術なども、勝手についてきますし、そこに、うんちくや、教科書的なものの発想は、必要無い。

わたしは、そんな風に思っています。実際、わたしの教室に習いに来てくれている生徒さんに対しても、プロの作家になるという目標を持っている生徒さんに関しては、とにかく、どんなに小さくてもよいので、仕事として作曲を始めることを強く勧めています。

仕事として受けることで、まず少なからずお金が発生すればそこから責任感が生まれますから、必死にならざるを得ないということ。
また、締め切りまでに終わらせるという絶対的なリミットがあることも、作曲をする上ではとっても重要なことです。きっと締め切りが無ければ、曲作りなど永遠に終わらないからです。

それをしっかりと実行された生徒さんは、例外なくめきめきと成長していく姿を目の当たりにするたびに、この分野の奥深さを、感じずにはいられない。

ちょっと、話それたかもしれませんが、「メロディー 一生」っとは、よく言ったものだと思います。メロディーは、作曲家にとっては生命線。であるからこそ、人生をかけて、自分なりのベストで、地道に育てていくしか無いということなのではないでしょうか。

次回は、アレンジについて、お話します!乞うご期待。










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